【おきなわワールド】ゴールデンウィーク特別ガイドツアー
- 掲載日:
- 2025.04.28
沖縄県南城市にある観光施設『おきなわワールド』。
沖縄の歴史、文化、自然がぎゅっと凝縮されたテーマパークで国内最大級の規模を誇る鍾乳洞「玉泉洞(ぎょくせんどう)」や、「スーパーエイサーショー」、「ハブとマングースのショー」、「熱帯フルーツ園」など見所満載で、沖縄では言わずと知れた人気観光スポットです。
おきなわワールドでは、ゴールデンウィークまでの期間限定でガイドツアー『100年前の沖縄めぐり』を実施中です(5/6まで)!このツアー、「初めて沖縄に行く」という方はもちろん、「沖縄好きで何回も旅行している」という方にもおすすめです!ツアーの後はきっと、沖縄旅行をもっと楽しめて、沖縄をもっと好きになる!!・・・はず♡
記事後半では、今回おきなわワールドで再発見した魅力もご紹介しています。おきなわワールドおすすめのお土産や、パーク内をもっと楽しめるポイント、イベント情報も☆ゴールデンウィークや夏休みは、思いっきりおきなわワールドを満喫しましょう!
INDEX
ゴールデンウィークまでの期間限定!ガイドツアー『100年前の沖縄めぐり』
おきなわワールド内には、「琉球王国城下町」エリアがあります。幻想的な玉泉洞を抜けて、熱帯フルーツ園で果物ウォッチングをした後、城下町エリアに出ますが、次のエイサーショーの時間が気になる人は、この風情溢れるエリアをさーっと通り過ぎてしまうことも。通り過ぎてしまうのは、もったいない!このエリアには、見てほしい所がたくさんあるんです。ガイドツアー『100年前の沖縄めぐり』に参加すると、私たちが見逃してしまっていた「沖縄のおもしろさ」を受け取ることができます。
ツアーは期間中(5/6まで)、毎日4回開催されており、約1時間の内容になっています。今回は、ガイドの東(ひがし)さんの案内のもと、ツアーに参加してきました。
クバ笠を被って、100年前の沖縄体験がスタート
最初にクバ笠(帽子)を被ります。日差しの強い沖縄では、畑仕事や釣りをしている人が被っているのを見かける、このクバ笠。「一瞬被って、写真撮影して終わり」ではなく、実際に被って集落を歩いてみる・・・。笠越しに見える風景は、一気に100年前の沖縄にタイムスリップしたような気分になります。
舞台は築100年越えの古民家が集まる、一つの集落
ツアーの舞台「琉球王国城下町」には、築100年ほどの旧民家が4棟、移築されています。うち3棟は明治後期に建てられたもので、1棟は昭和9年に建てられたもの。太平洋戦争の戦禍を逃れ、奇跡的に残ったものもあり、非常に貴重な有形文化財が集まる場所なのです。
2025年は「昭和100年」と言われています。ツアーでは、約100年前に建てられた沖縄の古民家に実際に触れて、当時の人々の暮らしぶりや生活の知恵を学び、沖縄の人々が力強く生きてきた痕跡をたどることができます。
他ではなかなか体験できない!特別な「祈りの体験」
沖縄では、「亡くなった先祖は家族を見守ってくれる存在」としてとても大切にされています。先祖を敬う、祈りの風習が根強いのですが、観光客がそれを体験できる機会はなかなかありません。
古い集落には必ず1つあったという聖地「御嶽(うたき)」で、祈りの仕方を教わることができます。
この御嶽(うたき)、本物ではありませんが、神が宿るとされているクバの木が数多く植えられています。東さんに祈りの仕方を教わって、静かに手を合わせると、不思議と心が穏やかになる気がしました。
自然とともに生きてきた人々の知恵に触れる
沖縄の人々がどのようにして、台風や家事から家を守ってきたのか。雨や暑さをしのぐために、どんな作りの家を造ったのか。家の周りに植えている木花をどう活かしていたのか。家の間取りにはどんな意味があるのか。そんなことを、一つ一つ、触れたり、香りを楽しみながら学んでいきます。
沖縄の昔の暮らしを体感する
昔、集落の井戸まで水を汲みに行くのは子どもの仕事でした。実際に水の入った一斗缶を持ってみると、大人でもつらい!これを子どもがやっていたなんて、と体感することができます。
こちらは明治30年頃に南城市で建造され、その後移築されてきたもの。人が生活するうえで欠かせない“アレ”ですが、それにまつわる話には、思わず『えー!』と声を上げてしまうほどの衝撃がありました。
古民家で、ゆったりと静かに流れる時間を味わう
「沖縄で古民家に入れる機会があったら、ぜひ座って静かに外の景色を楽しんでほしいです。しゃがんでみると、違う景色が見えます。」東さんに促され座ってみると、中のほの暗さと外の明るさのコントラストが心地良く、神経が休まるのを実感。
「おきなわワールドの古民家は、寝っ転がってもOKです。ゆっくり沖縄時間を過ごしてくださいね。」
お土産は、あの世のお金!?
ツアーの締めくくりに、ゆったりとさんぴん茶と黒糖を楽しんだあと、東さんから「お土産です。」と二つ手渡されました。
一つは、「ウチカビ (打紙)」と呼ばれる、沖縄では先祖供養のときに使われる冥銭、「あの世のお金」。「ご先祖様に送金してあげて下さい。」という言葉に思わずクスッ。もう一つは、「まち歩きの手引き」。こちらはツアーに参加した方のお楽しみ。まち歩きの心得やポイントが書かれています。
『100年前の沖縄めぐり』を体験しての感想
現代は、なんでもスマホ一つで簡単に調べることができます。が、このツアーを通して感じたのは、人が本来感じる「学ぶ喜び」や、「知識を得る過程を楽しむ」ということでした。それは、教科書で学ぶというのとも違っていて、自分の足で歩いて、触って、香りを嗅いで、視線を変えてみて、そんな風に実際に体感しながら深く沖縄を知っていく。そんな静かな豊かさに溢れたツアーであると感じました。『100年前の沖縄めぐり』、真の沖縄ツウになれること間違いなしです!
期間限定!ガイドツアー100年前の沖縄めぐり
【まち歩きの魅力をレクチャー】【観光初日におすすめ】
5/6までの期間限定ツアーです!
ご予約の希望はお電話にて承ります。
- TEL
- 090-7482-8411
オススメポイントは他にも☆再発見したおきなわワールドの魅力!
その①おきなわワールドは工場見学もできる!
おきなわワールド「おみやげ専門店街」には、ガラス張りの菓子製造工場があり、主にちんすこうの製造をしています。どんどん出来上がっていく、ちんすこうに目が釘付け☆甘い香りに包まれて、ハッピーな気分になります!
その②おきなわワールドいち押し!沖縄土産
おきなわワールドでぜひGetしたい沖縄土産をご紹介します!
2025年巳年にぴったり☆『ハブパイ』
可愛すぎるクッキー♡『沖縄 海のかけら』
【おきなわワールド限定】今治刺繍ミニタオル(エイサー)
大人気のぬいぐるみ♪「ハブとマングース」
その③自分への沖縄土産は『伝統工芸体験』の思い出!
今回「機織体験」にチャレンジしました!ロートン織という琉球王朝時代の伝統的な織り方で、美しいミンサー模様に織って栞(しおり)を作ることができます。
機織り機には横幅約10cm、およそ200本の経糸(たていと)がセットされ、横糸を左右に通していくとミンサー柄が織りあがっていきます。布に織り込まれる四つや五つの四角の模様には、「いつ(五)の世(四)までもお幸せに」という意味が込められていると言われています。大切な人を思って機織り―――とってもおすすめです!
その④ペット同伴可!看板犬、空ちゃんにも会いに来てね♥
おきなわワールドの魅力の一つは、飲食店以外はペット同伴可☆
※飲食店以外は、一緒に入園できますが、リード等をつけて、他のお客様へご配慮をお願いします。 (盲導犬・介助犬は、飲食店内も一緒に入店できます)
琉球犬「空ちゃん」にもぜひ会いに行きたいところ♡琉球犬(リュウキュウイヌ)とは、沖縄県の天然記念物です。日本の在来犬とは異なり、縄文時代の南方型の犬の血統を保っている可能性があると考えられています。
ちょっぴり恥ずかしがり屋なので、見かけたら優しく「空ちゃん」と声をかけてあげてくださいね♡
旅の醍醐味!現地スタッフとの交流☆
おきなわワールドには、パークガイドのスタッフがいます。『ハンチング帽に黄色のスカーフ』が目印!「次はどこを見たらいいか分からない・・・」「〇〇の場所が分からない・・・」「あれは何という名前の花だろう・・・」など、気軽に声をかけてみてください☆スタッフとのちょっとした交流が、旅をもっと楽しいものにしてくれるかも!
ゴールデンウィークイベントは他にも!
おきなわワールド 詳しい情報はこちら
【関連リンク】
『100年前の沖縄めぐり』ガイドの東さん
沖縄の自然、琉球王朝の歴史、祈りの風習や祖先崇拝、琉球風水など、自身でも勉強を重ねてガイド歴8年。
「沖縄と言えば、ビーチ、リゾートホテルといった観光化されたものをイメージされると思いますが、実は沖縄の “日常” にこそ “おもしろさ” があります。海・自然とともに生きてきた人々の知恵や祈りを知ると、おきなわワールドを出た後、まち歩きがもっと楽しくなると思います!」